大阪を舞台に金融のダークサイドを描き、これまでにも何度となくドラマ化、映画化されてきた漫画「ナニワ金融道」を、高杉真宙の主演で新たに映画化。3週連続で劇場公開される全3話のエピソードの第1話。 大学時代の奨学金の返還を延滞したことで信用情報に傷がつき、就職先が見つからないでいる灰原達之は、ある日、いわゆる「街金」と呼ばれる貸金業者の帝國金融の求人をネットで見つけ、応募する。面接に行くやいなや、社長の金畑金三から、融資先に返済を迫る「追い込み」に行く社員の桑田澄男に付いて行くよう指示された灰原は、そこでリアルな金の世界を目の当たりにし、金融屋として生きていく決心をする。 主人公の灰原達之を「いつか、いつも……いつまでも。」「異動辞令は音楽隊!」の高杉真宙が演じ、加藤雅也、赤井英和、宇崎竜童など関西出身のベテランたちが脇を固める。監督は「レディ・トゥ・レディ」「ツーアウトフルベース」などを手がけた藤澤浩和。